2011年4月5日火曜日

放射能被爆による後遺症。

現在の薬による被爆放射能汚染を治療する方法は、余り、有効でありません。

多量に被爆をした所は、ケロイド状になるなど広島原爆被爆者と似た状況になります。
この場合、 最も恐ろしいのが精子の異常です。

20年ほど前ですが大阪大学付属病院放射線科教授がねずみでの実験をしたデーターがあり、あのデーターはその後、葬られました。なぜかと申しますと。原子炉で働く人々は、通常の人より数倍も多い、白血病患者の子供が出来る確立を、英国では残しており、コレが現状の日本原子力発電所の近郊の市民に、明白に出てしまっては困る為にデーターは葬られました。

英国における原子力施設周辺の小児白血病
英国の核燃料再処理施設周辺(セラフィールド、ドーンレイ)で小児白血病の発生率が全国平均よりはるかに高いことが1983年発表され、その主たる原因は再処理施設から放出された放射性物質によるものではないかという疑いがもたれた。
 この真偽を確かめるため専門家による諮問委員会等で詳細な検討が重ねられたが、その発生率は環境中に放出された放1983年11月1日、英国ヨークシャーテレビ局は、セラフィールド再処理施設周辺の町村で子供のがんや白血病の発生率が全国平均よりはるかに高く(例えば2.4km離れたシースケール町では10倍)、それは再処理施設から放出される放射性物質によるものであるとした内容のテレビ放送を行なった。
射性物質の量から推定される期待値よりはるかに高いものであり、説明がつかなかった

そこで専門家がその事実の正否について検討を行なった。セラフィールド再処理施設(旧名:ウィンズケール再処理施設)からの放射能の環境中への放出量を調査し、また疫学調査の結果を吟味した結果、放出量から期待される白血病発生率と観察値の間には大きな差のあることが判明した。すなわち、シースケール町(Seascale:イングランドの北西海岸)の1950年集団の住民各個人が、1950~1970年の期間に施設から放出された放射能で受ける赤色骨髄線量を計算すると、約3.5mSvとなる。これは調査期間中の自然放射線による線量の13%に相当する(ただし、この値には1957年のウインズケール原子力発電所での火災に起因する0.8mSvの線量が含まれている)。これよりシースケール住民の白血病の発生リスクを求めると、0.091例という値が得られる。一方、現実には1945年以来、4例の20歳未満の白血病患者がシースケールで発生している。これから自然放射線による白血病発生リスク0.5例を差し引くと、3.5例が過剰発生ということになる。放射性核種放出による過剰発生の期待値は0.091例であるから、この値は期待値の40倍である。したがって、3.5例の過剰発生をすべてセラフィールド再処理施設からの放射性核種放出によるものとは考え難い。
 放射線以外の発がんに関係がありそうな要因や放射線と他の要因との複合作用についても検討したが、この地域に特有な発がん要因は見出されなかった。結局テレビ報道の真偽を立証することができなかったが、そうかといって完全に否定するような有力な証拠も得られなかった
一方でドーンレイ他の再処理施設周辺(ドーンレイ:Dounreay、スコットランド北部西海岸、図1参照)でも同様な調査が行なわれ、放出された放射性物質により周辺公衆のうける線量は、自然放射線、医療放射線、フォールアウトを含めた全体の1.3%とごく低く、1989年の時点での知見では、白血病の過剰発生を放出された放射性物質で説明することはできない
福島でのフォールアウトはかなり高く、ドーンレイの数百倍にも及ぶ数値を示している。
ドーンレイ原子力施設から25km以内の地区の小児白血病は英国平均の2倍高いが、統計上有意ではない。しかし、12.5km以内では3倍高く統計上有意となること、および1979~1984年間に限ると25km以内でも統計上有意となり、12.5km以内ではさらに10倍も高くなることから、ドーンレイ周辺で若年齢者に白血病の発生が有意に増加していることは確かである


約20年ほど前に、英国の原子力発電所で働く職員及び近郊の住民と、国側とでの最高裁での裁判においての証人として、唯一の有効な立証データーは この300倍の当時の大阪大学教授の実験データーのみでしたが、裁判7日まえに急遽証人は英国に来られないとの連絡があり、法廷は中止されました。このデーターはハツカネズミを被爆させ、その子供がどのくらいの確立で白血病になるかをみた、いわゆる、セラフィールドの内容を動物実験でやり、長期の低量被爆がどうもたらすかを実験した結果でした。

この意味からも、タタ単にヨウドだけを服用して、たいした影響が無いと言う事は、かなりの素人考えとしか、思えません。
被爆をした人の子供が、白血病にどれほどの確立で、発病をするかまでを、医学的に実証する必要があると発言したいです。DNAをも、動かすほどの被爆が実際に、広島で記録として、残っていますので。

英国でのこの裁判においての関係者(医学通訳として、弁護側から指定された)でもあった唯一の日本人です